【2.退避保存】山形米粉人:まっ直ぐ屋さん

入賞者インタビュー
やまがた米粉食品コンクール

おいしい山形賞入賞作品
米粉シフォンケーキ

まっ直ぐ屋
荒井和子さん





■米粉に出会ったきっかけは?

農家をしながら30年間会社勤めをしていましたが、
親の介護が終わったことをきっかけに、
退社して何か新しい事したいと考えるようになりました。

もともと料理をつくるのが好きだった事もあって、
たまたま普及所の米粉の講習会に参加し、
それがきっかけで米粉のお菓子をつくるように。

色々な人に食べてもらって喜んでもらううちに、
それならと菓子製造業の許可を取得しました。

お母さんの性格そのものだからと、
「まっ直ぐ屋」という名前をつけてくれたのは
私の娘なんです。


■なぜシフォンケーキを?

実を言うと、
お菓子ってあまり得意な方ではないんです。

その中でも甘すぎなくて比較的好きだったのが
シフォンケーキだったというのもあって。

素人なので、
あまり難しいお菓子でもダメだと思いましたし、
普及所の先生方の勧めもあって、
なるべくシンプルなものがいいなと思いました。



■こだわっているところは?

特に高価なものや稀少な材料を使っているとかは
まったく無いんです。

ただ、なるべく余計なものを入れないで素材の味を大切に、
添加物の類いは使っていません。

吉田製粉さんで自家産のお米を製粉していただいたら、
ベーキングパウダーを使わなくても
どんどん膨らむことが分かって。

後は何度も何度も組み合わせを試してみて、
今の形に落ち着きました。

特に今回賞をいただいた商品は難しかったです。
すり下ろしのリンゴを混ぜようと思ったのですが、
なかなか膨らんでくれなかったり、
水分が多すぎたりして上手くいきませんでした。


■受賞おめでとうございます。

本当に私なんかがと思って、、
有り難い限りです。

特にお世話をいただいた普及所の皆さん、
役場や商工会の皆さん、
一緒に付き合ってくれた家族には
改めてお礼を言いたい気持ちです。

こうして好きなことをして
皆さんに褒めてもらえて
私は本当に幸せ者だと思います。

ただ、こういうのが慣れないものだから、
折角様々なお問い合せをいただいても
ちゃんと対応ができなくてそれが申し訳ないですね。


■今後の展望は?

今は米粉のパンにもチャレンジしてみています。

まだまだ売れるまではいっていませんが、
ゆくゆくは商品として出せるようになったら
いいなと思って一生懸命に試行錯誤をしています。


▼主な販売場所

◎施設
・よねおり観光センター

◎催事
・こまつ市
・ダリア祭り

フッター画像
(C) 山形県米粉利用拡大プロジェクト推進協議会(事務局:山形県農林水産部農業技術環境課) [login_s] [login_t]

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