山形米粉人:日東ベスト

日東ベスト株式会社 中央研究所 試作開発部
林 珠恵 さん


■米粉の普及を志したきっかけ
そもそもは1994年、学校給食の行事食向けのデザートとして「お米のムース」をつくりました。
当時、地元寒河江でお米のアイスクリームがはやっていて。。。それにヒントを得て、お米を洋風のデザートにできないかなと思い、お米を粉にして使用したのがはじまりでした。
その後、2003年に「お米のタルト」を商品化、ムースやクレープにも展開していきました。さらに、2006年には学校給食用としてアレルギー体質の子供さんでも食べられる、卵・乳を使用しない「フレンズシリーズ」の展開もはじめ、2010年には小麦粉のかわりに米粉を使用し、現在の「フレンズシリーズ」が完成しました。
やっぱり、学校給食ではアレルギーの子だけデザートが食べられない、、、よりは、友達とみんな一緒に同じ物を美味しく食べられた方がよいですよね。 そういったところからアレルギー対策の研究をすすめ、結果米粉に行き着いたというわけです。
それが米粉製品専用の新工場の設立にもつながっていきました。

■現在の取り組み内容
米粉専用の新工場を設立したことで、小麦粉と混ざらない環境をつくり、アレルギー対策万全の生産体制が整いました。売り上げは順調に伸びて行き、現在、2007年と比べると約7倍の売上高に推移しました。
これからは、現在の商品群では弱い、夏に好まれるデザートを開発し生産できるようにするのも 課題のひとつです。
、、、実は、今まさに夏向けのデザート、開発中なんです(^^)

また、2008年に吉田製粉さんが細かい粒子の米粉をつくられたことを機に、小麦粉を一切使用しない県内産はえぬき100%の米粉とお米と相性の良いだだちゃ豆を使用した、米粉のロールケーキを製品化しました。
こちらもバリエーションを増やしたりする予定ですが、せっかくの商品も消費者の目に触れなければ意味がないですので、ネットショップで直販など販売チャネルを増やして行きたいと思っています。

■今後について
いくら体に良い素材を使用しても美味しくなければ意味はありませんので、技術と創意工夫を重ねることで美味しい食べ物にできると確信しています。
また、弊社は冷凍食品が得意ですので、新商品として解凍してすぐ食べられるような焼きそばや焼きうどんといった米粉の麺商品にもチャレンジしたいです。
こういった美味しくつくった商品を、例えばフレンズシリーズをファミレスでも食べられたり、米粉のロールを近隣のお土産屋さんで購入できたりと、他の方法でもみなさんに味わっていただけるようにしたいですね。
フッター画像
(C) 山形県米粉利用拡大プロジェクト推進協議会(事務局:山形県農林水産部6次産業推進課) [login_s] [login_t]

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