学校給食における米粉の普及について
子どもの頃から、米粉パンや米粉麺に親しめるよう、学校給食で米粉パンや米粉麺が開発されました。県ではこれらを献立とするための支援を行っています。
平成21年10月からは、山形県産米粉を30%使用した麺が県学校給食会のメニューに加わり、主要用の麺についても、米粉麺の利用が開始されています。
平成24年度からは、県産米はえぬきを原料とした小麦フリーの米粉餃子が県学校給食会のメニューに加わりました。
●補助対象経費:小麦粉パン(麺)と米粉パン(麺)の購入費の差額
●補助率:定額
●補助単価: (単位:円/1食当たり)
●予算額:13,076千円(年間6回(前年度に6回だった場合10回)を上限として補助)
●事業実施市町村: 市町村
■パン

米粉パンについては、平成20年8月から山形県産米粉を50%使用した米粉パンが多様化パンの一つとして、一般財団法人山形県学校給食会(以下、「県学校給食会」)のメニューに加わり、学校給食への提供が開始されています。
平成21年度に開催した「米粉普及拡大セミナー」にお招きした料理研究家の坂本廣子氏からも、「たいへんにおいしい米粉コッペパン(右図)。子どもの頃から米粉パンに親しむ機会があるのはとても良いこと。」とのコメントをいただきました。
平成21年度に開催した「米粉普及拡大セミナー」にお招きした料理研究家の坂本廣子氏からも、「たいへんにおいしい米粉コッペパン(右図)。子どもの頃から米粉パンに親しむ機会があるのはとても良いこと。」とのコメントをいただきました。
■めん
米粉麺については、平成19年11月から山形県産米粉を70%使用した米粉麺がおかずの取り扱い物資として、県学校給食会のメニューに加わり、学校給食に提供されています。平成21年10月からは、山形県産米粉を30%使用した麺が県学校給食会のメニューに加わり、主要用の麺についても、米粉麺の利用が開始されています。
平成24年度からは、県産米はえぬきを原料とした小麦フリーの米粉餃子が県学校給食会のメニューに加わりました。
■県の支援策
県では、平成21年度から、学校給食への米粉パン等の導入を促進するため、米粉パンや米粉麺の学校給食への導入を図る市町村を支援しています。【平成24年度山形県学校給食における米粉利用推進事業の概要】
●補助対象者:市町村●補助対象経費:小麦粉パン(麺)と米粉パン(麺)の購入費の差額
●補助率:定額
●補助単価: (単位:円/1食当たり)
食材 | 小学校 | 中学校 |
米粉パン | 14円 | 19円 |
米粉麺 | 15円 | 12円 |
おかず麺 | 2円 |
●予算額:13,076千円(年間6回(前年度に6回だった場合10回)を上限として補助)
●事業実施市町村: 市町村
【学校給食への米粉パン等の導入状況】
●学校給食における米粉食品利用の推移 ()内は原料米使用推定値(玄米ベース)H20 | H21 | H22 | |
米粉パン | 約7万食(約2.7t) | 約25万食(約9.5t) | 約38万食(約14.3t) |
米粉麺 | ーーー | 約5万食(約2.5t) | 約5万食(約2.6t) |
おかず麺 | 約1.5千kg(約1.6t) | 約1.0千kg(約1.1t) | 約1.8千kg(約1.89t) |