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やまがた米粉食品コンクールが開催されました

県内各地から工夫をこらした米粉利用食品55点が集結!

「やまがた米粉食品コンクール」の審査会が、2013年1月23日(水)
山形市の霞城セントラルにて行われました。


「やまがた米粉食品コンクール」は、
米粉の利用拡大に向け、米粉食品の品質および認知度向上を図るため、
やまがた食産業クラスター協議会が主催し、食品製造業者、農産加工事業者、
飲食業関係者を対象に開催されました。通算4回目の開催となる今回は、
県内各地からパン、惣菜、麺、菓子など工夫をこらした作品55点の応募がありました。


やまがた米粉食品コンクール開催要領(PDF形式、314KB)


準備の様子
▲ 審査用食品の準備をする応募事業者の皆さん。
応募食品の一覧
▲ パン・惣菜・麺等部門の応募作品の一部です。

6人の審査員による厳正な食味審査が行われました

コンクールの応募食品は、新しい米粉の用途として開発された、
米粉を原料とする食品または飲食店で提供されているメニューです。
もっちり・しっとり感のある麺やパン、さくさく感や香ばしさが楽しめるお菓子など
米粉の持つ特長を活かしつつ、他の県産品も活用したさまざまな米粉食品が集まりました。


審査は、食品、経営、流通等の各分野の専門家6人が、パン・惣菜・麺等部門、菓子部門の2つの部門について、応募食品一つ一つを丁寧に試食しながら審査基準を元にじっくり採点をして行われました。


《審査基準》

  • 食品の食味、量目、形状、色彩が優れているか。
  • 開発コンセプトあるいは加工製造技術に独自性があるか
  • (新しい技術の活用や高い技術力、米粉の活用法など)。
  • ネーミング、パッケージ、販売活動等、米粉商品の普及に工夫があるか。
  • 価格が適正であるか。
  • 米粉の特長が活かされた食品となっているか。
    加えて、本県産の米粉その他県産食材の使用に努めているか。

審査委員長であり、食品加工専門家でもある古田道夫さんは、
「皆さん年々工夫を重ねられており、知識・技術が向上していると思います。
どの作品も米粉の性質を上手に使っており、クオリティが高く甲乙つけがたいですね」と
多数の応募作品に対してお話されていました。


また、他の審査員の方々も、米粉の活用法や調理法などを出品者に対してインタビュー
したり、価格や販売に関するアドバイスなどもされていました。


出品者の話を熱心にきく審査員の方々
▲審査員の方々は出品者の話を熱心にお聞きしていました。
食品加工専門家の吉田審査員長
▲食品加工専門家の古田審査員長です。

入賞食品発表!

審査委員会では、厳正な審査の結果、最も優れた米粉食品を「山形県知事賞」に、それ
に継ぐ物を「優秀賞」に選定しました。

また、「県内産の米粉や県産農林水産物を使用し、原料調達の面等で地域の発展や活性化
に特に功績があるもの」を「おいしい山形賞」に、「農業者等が自ら食材の生産並びに加
工を一体的に行うもので特に優れているもの」を、「山形6次産業化賞」に選定しました。
これらについて、食品表示や商標の確認を行い、2月6日(水)に受賞食品が発表されました。


なお、入賞商品に付いては、2月19日(火)に山形市のパレスグランデールで開催する
「やまがた米っ粉フェスタ」において、表彰式を実施するとともに、試食交流会において、
参加者の皆さんにご試食いただきます。



2012.10.01
やまがた米っ粉クラブ:事務局:画像

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